「焦らないで」って言われても。。。
次男が、不登校になりました。
おっかさんがスクールカウンセラーの方に相談に行きました。
まるでひどい風邪をひいた次男のことを、お医者さんに相談しにいった気分でした。
カウンセラーの先生の話によると、
学校に行けるようになるまで時間がかかるから、焦らず次男の心が回復するまで無理に学校へ行くように促すことはしないように。。。
ってそんだけ?
原因とか分からないの?ほかに何もしてあげられないの?何とかしてくれ~。次男はこんなに苦しんでんだよ~。
なんかいい方法とか特効薬ないの?あるでしょ?ほんと専門の人?わかんないのに適当なこと言ってんじゃないの?
当時は不安と焦りから、そんなことも思ってしまいました。
当然、夫婦でネガティブ
とりあえず、学校行けって類の言葉はご法度。あとは何をどうしてよいのか分からない。
勉強と運動はそこそこでも、小学校卒業したら、中学、高校、大学行って就職する。
子供の将来の選択肢を増やしてあげるのが親の責任。そう思っていました。
3つ違いの長男は、何かと上手にこなし、勉強も運動もそこそこ出来て、小6の時は児童会長やったり、なんやかんやと賞状もらってきたりしてました。
なかなか結果につながらないけど、長男を見ながら一生懸命頑張ってる次男には「がんばれば出来るようになるよ。」っていっぱい励ましてきたけど。。。それがダメだったのか。。。
なんで次男の気持ちに気づいてあげられなかったのか。
今思えばあの時も、この時も。。。もしかしたら次男はサインを出していたんじゃ。。。
育て方が間違っていたのか。あの時、厳しく怒りすぎたからか。。。
おっとさんがいつも仕事でほとんど休みもなく、
次男に学校の様子聞いたり、授業参観行けなかったり、困ったことないかって聞いてあげられなかったから。。。
もっとコミュニケーションとってれば。。。寄り添ってあげれてれば。。。
学校に行けなくなるほど次男が追い込まれるまで、気づいてあげられなかった自分を責め、
後悔ばかりが頭の中を駆けめぐりました。
それでも、前向きに行こうよ
おっかさんは毎晩、涙をながし、目がいつもパンパン。
おっとさんもおっかさんも世の中が灰色に見えていました。
そんな中でも思ったのは、
次男が、最悪の選択をしなくてよかった!
そうなる前に辛い苦しい気持ちを表現てくれてよかった!
避難してくれてよかった!ってことです!
このブログを書いている今でも、後悔や自責の念がふっと頭をよぎり辛い気持ちになることがあります。
でも、当時、無理矢理でも前向きになれたのは、
「次男は何も間違ったことはしていないし、不登校という形でSOSをだし避難してくれたことは勇気ある正しい選択をした。」ということ。
「親が自分たちを否定すると、自分たちが育てた、勇気ある選択ができた次男のことも否定していることになる。次男は間違っていない。」ということ。
「そんな次男をこれ以上、不安で辛い気持ちにさせちゃいけない。」ということ。
長男も戸惑いながらも、一生懸命弟の状況を理解しようとしてくれているのに、
長男だって家族に起きた予想外の展開に、この先どうなっちゃうんだろうって、不安で心配でたまらないのに、
親がこんなんじゃダメだよねって。
大丈夫。前向きに。人生いろいろあるって!もっと柔軟に考えよう。学校行くのが全てじゃないって!
コメント