2020年4月3日 春休み
家の電話が鳴る。
見覚えのある番号。
小学校の担任先生からの電話でした。
卒業しても、次男を気に掛けて頂き、
TELをくだったのでした!!
次男も、戸惑いつつも話しをしました。
次男『中学の入学式には行くつもりです。』
不登校に関して、次男は有言実行タイプ。
先生に話したということは、
入学式にかなりいくつもりなのかな。。。と感じるおっかさん。
(∩´∀`)∩
先生、本当に今までありがとうございました。
感謝です!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
中学校入学式 前日
次男語録
■入学式には行くよ!
■入学式かぁ~~~
■屋上(中学校の)で花火するよ~。
(花火して爆破させたい…の意味(;^_^A…)
■頭痛くならないかな~
(恐らく、体調不良だと欠席することになるから。)
■行きたくないよ~ぅ。
こんな、様子です。
行きたい気持ち、行かないといけない…という思考。
でも、出来るなら行きたくない…とも思う。
…( 一一)…複雑です。
中学入学式 当日
大まかにいうと、入学式は行くことが出来ました。(∩´∀`)∩
友達と久々にあったり、
桜の木の下で、写真を撮ったりも!!
なんだか、入学式してる!!(≧▽≦)
おっかさんも、本当に嬉しかったです。
本人の変わりたい‼!という気持ちが
ここまで、次男を動かしていたと思います。
コロナ第一波 分散登校と家庭での大量課題
この頃は、コロナ第1波
■入学式後も次回の登校は、数日後だったり、
しかも分散登校で、子供たちはまばらに登校。
↓↓
不登校の子にとっては、【慣らし】のようで、
良いペースだったかもしれません。
■大量の自宅学習!
↓↓
実は、小学5年3月から不登校になってから、
勉強全くしていなかった!! (;^_^A
最初は、大量の自宅学習も頑張っていました。
最初のうちは…(T_T)( ;∀;)
自分でやる…という事に苦戦する
いきなり、大量の自宅学習。
重ねると…束ですΣ(゚д゚lll)
見るだけで、げんなりする次男。
途方に暮れて、勉強するスケジュールさえ、
自分では立てられない状態。
おっかさんも一緒にみてあげる。
それでも、次男は変わりたい!という想いはあったと思います。
入学式の当日から、
帰宅後、英語のプリントをやりました!
驚きです!ヽ(^o^)丿
小学校の時は、教科書の様な活字びっしりなモノを、
見るもの嫌がっていました。
次回の登校は、数日後。
次男は、家庭学習に取り組みました。
おっかさん『近くに居て』と言われることも。
おっとさんに数学教えてもらったり。
でも、時には癇癪を起すこともありました。
次男語録
■うわーうおーやりたくないよ!
■お母さんやってよ!答え教えてよ!!
でも、しばらく騒ぐと、勉強し始めたりする。
なんか、儀式的な…( 一一)
■僕、勉強から逃げているよね…
いきなり、こんな言葉もありました。
■こんなの出来ないよ!もうだめた!
(あきらめ感)
■もうやらない!でも、また勉強しなかったら、
学校に行っても、ついていけなくなるのは嫌だ。
そんな風になったら、また学校に行けなくなっちゃう。
(学校にいきたい。でも勉強が山の様だし、
難しくて分からないし…混乱しているよう。)
全体に学習の取り掛かりには、ムラがありました。
ある時は、ガッツリやり、
ある時は、まったくやらず…。
苛々したり、自分で無理やりスイッチいれたり!
しかし、何度もいいますが、
不登校・ひきこもりになってから、
殆ど勉強していなかった次男にとっては、
大進歩でした!!
おっかさんも、影ながらハラハラしたり、
応援したり、褒めたり。
余計な事( *´艸`)言わないように、
ぐっとこらえたりwww。
久々の登校
コロナ渦で、登校日も延期になったりしました。
4月20日登校が、5月6日に延期になったり。
その後の登校日は5月11日、18日、21日とこんな日程。
【登校の準備】
時間割合わせや、持ち物用意も、苛々してくるようでした。
本来なら、すべて自分でする事。
忘れ物をしたら、それで先生から注意をうけたり、
気まずい思いして、色々覚えていくものです。
しかし、次男の場合、
その『注意』や『気まずい思い』なりの恐怖のよう。
かと言って、学校からの便りを見ながらのチェック(文字を読む事。)
が苦痛で、苛々しているようでした。
【分散登校】
当初の分散登校は、行けたり、行けなかったり。
当日の朝、だるさを感じたり、頭痛がある日は休みました。
行けた日は、おっかさんは喜んだり、褒めたり!
行けなかった日は、また次に備えよう!と声を掛けたりしました。
こんな事しか出来ないおっかさん。( ;∀;)
代われるものなら、いくらでも代わるよ!と何度思ったか!!
糸が切れた日
入学式から、約1か月と少し、
次男なりに、勉強を頑張ってきました。
宿題は、すべて終わらせることはできませんでした。
癇癪を起しながらも、自分を奮い立たせて、
頑張ってきた次男。
そんな様子を見て、思ったこと。
次男は勉強が本当に苦痛の様です。
それは、大半の子がそうかもしれません。
だから、おっかさんも最初は、
みんな嫌いなりにやるものだと思っていました。
でも、本当に苦痛の様です。
勉強とは、将来のため必要な事。
大まかにはそんなこと。
でも、それが漠然としすぎて、
次男には全く響かないし、楽しくない。
答えが正解でも、家で一人。
誰が褒めてくれるのか、
達成感は微塵も感じられない。
おっかさんでさえ、『あれ?何のために勉強するんだろ?』って思ってしまう。
勉強に縛られず、
何か得意な事、夢中になれる事があれば…
と次男と話した事もありました。
提案もしてきました。
しかし、何も引っかかることがありませんでした。
好きな事は、ゲーム 動画視聴 絵を描くこと。
継続は力になるかなぁ。
続けることは財産になるけど、これで生活できるだろうか…(´ε`;)ウーン…
話が少しずれましたが、
勉強がとにかく、苦痛。
そんな次男の糸が、ついに切れてしまいました。
5月18日 次男は登校できました。
5月21日は登校できませんでした。
朝から、だるさや頭痛。
欠席した日中は、家でゆっくり過ごす。
しばらくして、体調良くなってきたようなので、
宿題の声がけをした。
おっかさん『宿題、少しでもやろうか。』
次男『そうだね。』
と宿題をやろうと机に向かうが、動けない。
次男
『やらないといけない、やりたいけど、やる気が起きない。
辛いよ、辛いよ…。』
泣き出してしまいました。
その後、トイレに入って、叫び、
押入れに入って泣いて。
おっかさん、押し入れを開けて、
次男を抱えて、肩をトントン。
『大丈夫だよ、辛いね、辛いね。』
その後も、部屋で泣く。
暖かいお茶を入れる。
飲みながらも、涙の訴えが続きました。
『僕、11~18日の宿題、本当に頑張ったんだよ。
1年間不登校して、勉強していなかったけど、
本当に頑張ったんだよ。
出し切ったんだよ。
そうしたら、18日に今度は2倍の量の宿題でてさ。
もう嫌だよ!!
辛いよ。本当に辛い。』
おっかさん
『本当に辛いね。頑張って出し切ったね。
出し切って、もう出すものないよね。』
次男
『僕の気持ちわかってくれて、ありがとう。
お母さんとお父さんで良かった!この家で良かった!』
↑かなり、気持ちが高ぶっていましたが、
最後は、こんな言葉でした。
家が落ち着く場で良かった。
心穏やかに過ごしてほしい。
それが、おっとさんおっかさんの願いです。
まだまだ、先は長いけど、
支え合って乗り越えていきたい。(*´Д`)
次男
『あー吐き出してすっきりしたよ。』
落ち着いてきました。
次男
『お腹空いてきたよ、なにか食べようかあ。』
自分で肉を焼くのが好きな次男。
おっかさんだと、焼きすぎるから、
自分のすきな加減で、弱火でパット焼く。
肉赤くて、大丈夫か!?っていつも思うけど、
これがいいらしい(*´▽`*)
肉を食べた後は、落ち着いた様子でリビングで過ごし、
夕食も食べることが出来きました。
食べることは、本当に大切です。
エネルギーになる、元気になる。
自律神経も整う!?
気分も自然と変わる。
次男が良く食べると、おっかさんは安心します。
食欲は、心も表している気がする。
仕事帰りのおっとさんにも、今日の様子を話しました。
次男と話をしてくれました。
励ましたり、受け止めたり、元気づけたり。
■おっとさんとの話
次男は、今日学校行けなくて、嫌な気持ちになったよう。
(後悔、学校に行けばよかった…みたいな。)
明日、行ってまた考えよう。
明日行けなかったら、もっと辛くなるかもしれない。
頑張っていってみよう!
次男も『わかった!』という感じ。
↓↓
翌日は、登校できました!
いろんなことの、物差しのメモリが、
一般的な中学生のそれとは、
少し違う感じ。。とでもいうのか(゜_゜>)
でも、それが次男。
それが、今の次男にとって普通のこと。
私たちの大切な次男°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
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